事業内容

低コストのセンサを利用した、世界の水利用を最適化する農業ソリューション

水資源は限りあるにも関わらず、家庭菜園から農業に至るまでの水やりは栽培する人の経験や勘によって行なわれています。日々の暮らしに潤いを与える観葉植物も、水のやりすぎや水不足が続くと枯れてしまうこともあります。
さらに、乾燥地帯においては枯渇していく水資源の利用に制限が設けられ、費用がかさむことも考えられます。こうした現状の中、安価で、簡単に利用できるソリューションの開発は世界規模で必要とされています。

SenSproutセンサは静電容量の変化を検知し、土の中の水分量を測ることが可能です。プリンテッド・テクノロジーを用いているため、小ロットでも大量生産でも低コストで製作できるという特徴があります。大規模農業や高付加価値作物の灌漑の最適化、また、いつ起きるかわからない地すべりやがけ崩れリスクの評価といった応用が期待できます。

製品

家庭菜園用

プリント技術を応用した小型センサーにより、土壌中の水分量を測定しLEDで通知
観葉植物の栽培から小型家庭菜園まで、利用可能
愛三電機にて販売中

農業用

複数地点計測可能センサーにより、挿入地点の土壌中の水分量・温度を計測
PC・スマートフォン上でデータを確認
ハウス・露地栽培ともに利用可能
販売中

特徴


SenSproutは工作キットになっています

SenSproutの作成キットを組み立て、水分量をモニタリングしたい土に指すだけ。
難しい設置は不要です。
土の水分量を計測することができ、SenSprout上のLEDライトが水分量に応じて色を変えるので、一目見て水やりが必要かどうかが判ります。
今まで勘頼みだった水やりが、SenSproutのモニタリングから得られた情報に基づいて実施されることにより水資源の大幅な節約に繋がり、水のやりすぎで植物を枯らせてしまうことも少なくなるでしょう。
SenSproutは大きな畑は勿論、家庭菜園やプランター栽培など幅広く使っていただくことが可能です。

土の水分量に応じて、LEDライトが色でお知らせします。

水分が不足していたら、丁度良ければ、過剰だとに光ります。

利用方法

組み立てる

付属のガイドに沿って製品を組み立ててください。

設置

根の部分のセンサが土で覆われるよう差し込みます。

この時、土がしっかりセンサに密着する等に土を押し固めてください。
また、あらかじめ適切な湿り気になるように水を与えておいてください。

初期設定

葉っぱの部分のセンサを長押しします。
すると、LEDが白く点滅し、のちに白く点灯します。

この時、現在の湿り気が適切値(基準値)として登録されます。

使ってみる

葉っぱの部分のセンサに触れるとLEDが点灯。

色によって状態が確認できます。

色と状態の関係については上記「特徴」をご参照ください。

研究・開発

東大工学部・農学部の研究室と共同研究を行い、製品化のための技術を確立

IoT分野の研究者である弊社アドバイザーの川原圭博が、センサーの応用例として考えたのが農業分野であった。2012年に論文を発表すると多方面から反響があり、事業化の可能性を感じ2015年1月に会社設立に到った。

農業分野での知見を補うために、環境・土壌物理学を軸に環境モニタリング技術を活用した研究を行う溝口勝教授らとも共同し、安価かつ性能の良いセンサーの開発を進めている。

東京大学工学系研究科 浅見・川原研究室
http://www.akg.t.u-tokyo.ac.jp/

東京大学農学系研究科 溝口研究室
http://www.iai.ga.a.u-tokyo.ac.jp/mizo/mizolab.html

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